「オズの魔法使い」「赤毛のアン」「足長おじさん」「トムソーヤの冒険」、海外児童文学の名作ですが、この作品で共通しているのは主人公が「里子」や「養子」であるということ。日本でも生みの親の下を離れ暮らす子どもは多くいます。しかし、諸外国のように里親への広範な理解が不足していることもあり、施設で暮らす子が多いのが現状です。健やかな成長のためには里親と暮らす方が望ましいと言われていますが、そもそも里親の制度はどのような仕組みなのか、「里親」、「里子」はどのように感じているのか、当事者のお話を通し、その思いや理解を深められるよう制作しました。