東京都は、女性活躍の推進を重要課題の一つとして位置付けており、大会の経験をレガシーとして発展させ、より良い未来の実現に向けて、今後とも取り組んでいくことを国際社会に向けて発信するため、2022年3月8日の国際女性デーに寄せて小池知事がメッセージを出しました。
<メッセージ全文>
3月8日は、国際女性デーです。国際情勢が厳しさを増す中で、持続可能な明日に向けてジェンダー平等を前進させていくことは、ますます重要な意味を持ちます。
ジェンダーバランスのとれた大会として成功を収めた「東京2020オリンピック・パラリンピック」。私たちは、ジェンダー平等や多様性の持つ可能性を目の当たりにいたしました。
東京都は、気候危機に対応しながら、コロナ禍からのより良い経済復興を目指すという世界の潮流を加速し、未来に向けた人々の持続可能な生活を実現する「サステナブル・リカバリー」を推進しています。この取組においても、ジェンダー平等は欠かせません。
世界が今、直面している気候危機、災害、新型コロナをはじめとした感染症や激変する国際情勢などの社会課題は、弱い立場にある人々により大きな影響を及ぼします。私たちは、こうした課題に真摯に向き合い、女性、子供、障害者などの視点、声をより積極的に施策にいかしていきます。
いつの時代も未来を切り拓くのは「人」。そして、その半数は女性です。女性の力を活かさなければ、サステナブル・リカバリーには繋がりません。
ともに力を合わせて、「人」が輝く明るい未来を切り拓いていきましょう。