多様な「性」があることについて解説し、「性」のあり方の違いを尊重するよう訴えます。
▶ 身体(からだ)の性と、自分が認識している自分自身の性別。この２つ、一致しているのが当たり前だと思っていませんか？　また、恋愛の対象。異性を好きになるのが当たり前だと思っていませんか？　実は、当たり前のことではありません。
▶　「性自認」とは、自分が認識している自分自身の性別のこと､
「性的指向」とは、どのような性別の人を好きになるかということをいいます。
▶ 「性」のあり方は、身体の性、性自認、性的指向など、さまざまな要素の組合せからなっていると考えられています。身体の性と性自認とが一致し、恋愛の対象は異性というパターンに当てはまらない方は、 20人に1人いるといわれています。そのような方々のことを「性的マイノリティ」と呼んだり、代表的な性的マイノリティの頭文字をとって、「LGBT」等と呼んでいます。「性」のあり方は多様なのです。
▶ 身近にも、悩んでいる人がいるかもしれません。ぜひ、自分のこととして考えてみてください。
▶ 多様な性があることを知り、「性」のあり方の違いを尊重していきましょう。

ナビゲーター：細田 善彦（俳優）
インタビュー協力：認定特定非営利活動法人ReBit、株式会社ラッシュジャパン